看護学部

カリキュラムの考え方

全人的看護教育

看護学科のカリキュラムは「豊かな人間性を育てる」と「専門職者を育てる」という2つの側面から成り立っています。

カリキュラムの考え方

7つの教育目標

  1. 人間の尊厳を尊重し擁護する能力
  2. 科学的根拠に基づいて、ホリスティック・ナーシングを実践する能力
  3. 看護専門職者としての倫理的態度
  4. 看護の対象に関わる人々や保健・医療・福祉における多職種と連携協働できる能力
  5. 異文化を理解し国際看護に貢献できる能力
  6. 自己の健康を管理する能力
  7. 生涯を通して看護の現象について探求し自己研鑽する能力

豊かな人間性を育てる

  • 01.キリスト教教育

    キリスト教教育はすべての科目の土台です。ホリスティック・ナーシングを標榜する本学において、キリスト教の価値観や使命感を根底に持ち、人間を統合体として理解し、人間のスピリチュアルな側面も包括した「全人的回復」を目指すことのできる人物を育てます。

  • 02.専門科目

    大学における看護基礎教育に必要なかも校を領域別に編成し、それぞれの専門生に応じた知識と看護技術を学ぶ科目群です。

  • 03.専門基礎科目

    看護学の学びの基盤となる科目や、医療・保険・福祉と協働するチーム医療の実践に必要な科目群です。

  • 04.教養教育科目

    物事を論理的に考え問題解決できる力、人間関係を円滑にする人との関わりを実践できる力、国際化や科学技術の進展等社会の変化に対応できる力を身につけるための科目群です。

専門職者を育てる

  • 05.公衆衛生看護学[選択性]

    保健師課程を希望する学生(12名まで)が選択する科目群です。地域で暮らす人々の生活を社会や健康と関連させて、地域住民全体の健康の保持増進や病気の予防を図るために展開する保健師活動に必要な知識と技術を学びます。

    • ※保健師国家試験受験資格取得
  • 06.発展科目

    すべての看護学習を土台として、卒業までの期間に興味ある領域での課題を選択して学習を深めます。例えば、看護管理学、国際看護実習、卒業研究などがあります。

6つの看護領域
基礎看護学
看護とは何かを言葉の意味から理解することからスタートします。そのうえで看護実践の基盤となる技術、看護の歴史、倫理、研究などを楽しく学び、続く看護専門教育の導入とします。
地域・公衆衛生看護学
地域で生活する個人・家族の健康課題を知り、必要な看護ケアや地域におけるチームの連携について学びます。
成人・老年看護学
成人を対象にけがや手術を受けた人を早期に回復させる看護や生活習慣病もちながら生きる人を援助する看護を学びます。
小児看護学
子どもの体と心と社会性が健やかに成長発達していけるように、子どもと家族を支援する看護を学びます。
女性看護学
人間の性と生殖に関する健康問題、母と子そして家族の健康について、看護の視点から学びます。
精神看護学
心を病む人や心の問題を抱える人々への看護を学び、人々の心の健康回復や健康維持のための支援を考えます。
  • ※看護学士 看護師国家試験受験資格取得

担当教員一覧

  • 基礎看護学
  • 地域・公衆衛生看護学
  • 成人・老年看護学
  • 小児看護学
  • 女性看護学
  • 精神看護学
  • 教養科目
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