本研究科の教育課程は、教育目的・目標を達成するために、
ディプロマ・ポリシーに基づき編成する。
多職種との連携協働に関する基礎知識の学修と多元的にその必要性を理解するために、共通科目の「保健医療福祉連携特論」を基盤に、「看護教育学特論」「看護技術特論」、また「成育看護学特論」「成人看護学特論」「高齢者看護学特論」「地域看護学特論」科目の学修を通して対象に適した連携協働の在り方や可能性を探求する。
<共通科目>は、専門科目を学修するために共通して必要な基礎的知識や専門科目の視野を広げるための科目である。必修科目として「キリスト教人間学Ⅰ(全人的人間観の探求)」、「キリスト教人間学Ⅱ(全人的看護の探求)」、「保健医療福祉連携特論」、「看護研究方法論Ⅰ(総論)」、「看護研究方法論Ⅱ(量的研究・質的研究)」の5科目、選択科目として「看護理論」、「看護管理学」、「実験的行動分析学特論」の3科目で構成されている。
<専門科目>は、実践看護学分野の1分野で構成され、「特論」科目が7科目、「演習」科目が2科目である。「特論」科目では、実践看護学分野には、ホリスティック・ナーシングに含まれる重要な「スピリチュアルケア特論」、人材育成に必要な「看護教育学特論」、看護実践の基本的要件をなす「看護技術特論」、各発達段階別に「成育看護学特論」「成人看護学特論」「高齢者看護学特論」のほか、場の特徴を軸に全発達段階を対象とした「地域看護学特論」科目が配置されている。
<研究科目>には、「特別研究Ⅰ」「特別研究Ⅱ」を各学年に配置する。