三育学院大学

基礎看護学実習Ⅰ

　1年生は7月1日と2日の2日間、千葉県の病院や主たる実習病院、本学系列の東京衛生アドベンチスト病院で基礎看護学実習Ⅰを行いました。実習は、看護の対象者や看護の役割を理解すること、また他職種との協働を理解すること、さらに看護職者としてふさわしい態度などを考えるということを目的にしています。

　4月から看護の学びを始めた1年生にとって、初めての病院実習でとても緊張感の高い実習となりました。また、実習最終日である7月5日には、2日間の病院実習での学びのまとめの報告会を実施いたしました。それぞれの病棟で学んだことを丁寧にまとめ、発表を行った1年生は、実習前と比べ一回り大きく成長しており、頼もしい姿を見せてくれました。報告会を通して、自分たちの学びだけでなく、他の病棟で実習した学生の学びが共有でき、学びを深めることができました。

　1年生でありながら、本学が大切にしている患者さんを4つの側面でとらえることや、対象者の尊厳を大切にする看護とはどのような看護なのか、ということを患者様や看護師から学んだ具体的な言葉で表現することもでき、充実した実習のまとめの機会となりました。この実習での学びを今後の学びに活かして頑張ってほしいです。