外部講師を招いた遠隔授業が行われました
トピックス2020/06/05
大学ではオンラインによる遠隔授業が続いていますが、大多喜キャンパスに外部講師を招いたクラスが行われました。
保健師課程で最初に学ぶ科目「公衆衛生看護学原論」が最後の講義となりました。この科目は、今まで『看護師』としての学びを深めてきた3年生が、本格的に『保健師』とは何か、『公衆衛生看護』とは何かを学ぶ科目です。
先人の公衆衛生看護活動から活動の本質を探究し、保健師マインドを培ってきました。授業では、現在、活躍している御宿町保健福祉課の保健師と、保健師とともに活動する機会の多い「おんじゅく地域包括支援センター」の主任介護支援専門員をお招きし、それぞれの立場から「保健師の魅力」を語っていただきました。
保健師からは「住民や多職種とともに活動できる醍醐味」を、主任介護支援専門員からは「地域全体を見て予防的にかかわれる魅力」が話されました。学生の「これから本格的に保健師活動について学ぶ私たちに必要なことは?」という質問に、保健師からは「人とつながることを大切に」、主任介護支援専門員からは「専門外のことにも興味・関心を持つこと」と貴重なアドバイスをいただきました。
COVID-19の影響で遠隔授業になりましたが、時には笑いを交えながらも真剣に取り組んでいる学生の姿がPCの画面に確認され、これからの成長が楽しみな授業となりました。