教育の特長

神学科の特長

三育学院カレッジでは、学生がクリスチャンとしてのアイデンティティを確立し、神から与えられたミッションを自覚することを目指しています。
そして、聖書の預言に示された三天使のメッセージ(ヨハネの黙示録14章)を指針として、教会と社会に貢献できる人物として成長することを期待しています。
その目的を達成するため、本校で提供されるすべての科目は、霊・知・体の3つの資質を養成するように構成されています。

corpus
キリスト者としての霊性
Devotional Lifestyle
霊的な成長を促し、キリストとの深い繋がりを築きます
mens
アドベンチストとしての聖書理解 Adventist Perspective
聖書とアドベンチスト神学への理解を深めます
spiritus
宣教者としての実践力 Missionary Leadership
宣教に必要な実践的スキルとリーダーシップを養います

教育目標

  1. 深い聖書理解に基づいて思考し行動する伝道者の育成
  2. SDA信仰とその使命に生きるリーダーシップとビジョンに富んだ伝道者の育成
  3. 伝道・牧会そして教育における実践能力の優れた伝道者の育成
  4. 教会員と社会そして児童・生徒に対するコミュニケーション能力の高い伝道者の育成
  5. グローバルコミュニティーであるSDA教会、教育機関における伝道者として英語でコミュニケーションできる人材の育成

ディプロマ・ポリシー

1. キリスト者としての霊性(Devotional Lifestyle)
  1. キリストとの関係に基づく霊性を、個人的生活および教会生活において育み、確立していること
  2. アドベンチスト教会が推奨する全人的生活習慣の根拠を理解し、個人的に実践していること
  3. 対人関係や社会集団において成熟したキリスト者の品性を表していること
2. アドベンチストとしての聖書理解(Adventist Perspective)
  1. 「信仰の大要」に表されているキリスト中心の教理理解に基づいたアドベンチストとしてのアイデンティティを確立していること
  2. 聖書正典に基づいた神学の研究方法を習得し、永遠の福音であるアドベンチストメッセージの神学的基礎を理解していること
  3. 真理理解の漸進的性質を踏まえ、霊感の書物から導き出される真理を能動的かつ継続的に吟味し、探究し続ける態度を有していること
3. 宣教者としての実践力(Missionary Leadership)
  1. 救霊の熱意に溢れ、キリストに遣わされる宣教者として献身していること
  2. 救霊方法の基礎的理解と実践の経験を持ち、効果的なコミュニケーションスキルを身につけていること
  3. 伝道活動および学内外の諸活動を通して自らの賜物を見出し、キリストを模範とするリーダーシップを発揮することが出来ること

卒業生の声

西村 翔さん

牧師としての働きの備え

西村 翔さん
2019年度卒業

三育学院カレッジでの4年間は、牧師としての働きに備えるうえで非常に有意義な時間でした。
ギリシャ語の学びは説教準備の土台となり、授業ノートが聖書研究の参考資料になることもあります。
授業外では近隣教会で礼拝奉仕に携わり、学内伝道も経験することで伝道者としてのスキルを磨くことができました。
こうした学びの機会に恵まれたことを心から感謝しています。
現在は4年間の牧師経験を経て、アンドリュース大学大学院で学んでいます。

本田 直希さん

福音を共に味わうために

本田 直希さん
2021年度卒業

現在、米国ミシガン州のアンドリュース大学で組織経営を学んでいます。
三育学院で神学を学んだ時、自身の信仰を見つめ直し、神様が与えてくださった福音を周囲とどう共有するかを真剣に模索する機会がありました。
その結果、教育の場で多くの人々と福音を共に味わう働きをしたいと願うようになり、今の学びにつながっています。
将来は、この経験を生かして日本の三育の学校に貢献したいと考えています。

安藤 薫織さん

三育学院カレッジで培ったもの

安藤 薫織さん
2024年度卒業

三育学院カレッジでは、学年を超えて共に学ぶ機会が多く、釈義の授業でギリシャ語・ヘブライ語の基礎に触れるなど、深い学びをすることができました。
少人数制のため、一人ひとりの理解度や興味に合わせた指導や研究機会が豊富です。
私は福祉や病院でのチャプレン実習を通じて貴重な経験を得ることができ、先生方も進路や学習面で親身にサポートしてくださいました。
卒業後はプロテスタント系の児童養護施設で働く予定です。
三育で培った「人と神を愛する姿勢」と「神様と共に問題に向き合う力」を糧に、愛し愛される人として成長していきたいです。

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