お知らせ

ようこそ卒業生、報告

2020/10/18
「ようこそ卒業生」は東大教授をされている三育の卒業生によって行われました。 先生は、幼少期から音についてとても興味があり、高校卒業後は西表島で音を採取していました。その後音の研究を行うために大学、大学院に進学し、今年から東京大学にて教授として教えられています。現在福島原発周辺の音を24時間撮り続けるプロジェクトを行っています。福島原発周辺の動物に発信機をつけ、その行動範囲を調査しています。動物同士が会った時に発信機の情報を交換し合うシステムの開発も行いました。合計4万時間以上録音していて、原発事故後の環境録音としては世界最高となります。世界の環境録音システムの半数以上は先生の開発されたものを使用しています。東京と西表島をリアルタイムにつなげ、東京からの声を西表島に届けるプロジェクトを科学館などで行っています。 中高時代の社会に対する思いや悩んでいたこと、疑問に思い続けていたことなどを包み隠さず話して下さり、悩みんだときの先生なりの解決方法などを教えていただきました。講義の後は活発な質疑応答がなされました。
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