新年明けましておめでとうございます。

「見よ、新しいことをわたしは行う。今や、それは芽生えている。あなたたちはそれを悟らないのか。わたしは荒れ野に道を敷き砂漠に大河を流れさせる。」イザヤ43：19

　地球規模でわたしたちは様々な困難に直面しています。大きな困難にも挑戦する人、また隣人の困難に寄り添い希望を語る人が今必要とされています。孤独が広がる中で、共有すること、シェアすることの大切さを社会は気付き始めています。三育学院大学は、神の愛を土台として希望をいただき、奉仕に生きる人材を育てることを目標としています。

　昨年末、聖歌隊が沖縄各地の教会などでクリスマスのコンサートをいたしました。看護学科三年生は、クリスマスの時期に病院や高齢者の施設でキャロリング（讃美歌や歌による奉仕）を行いました。歌による奉仕は聴いてくださった方々と大切なものを分かち合うような経験であったと思います。小さな事でもだれかのために奉仕する精神　“Do for Others”の経験を通して、希望を語り、愛に基づく奉仕を喜んで行う人物を育て、社会に送り出すことが私たち三育学院の目標です。今年も皆様の応援をよろしくお願いいたします。
　本年がすばらしい1年となりますように心からお祈り申し上げます。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　学長　東出克己