三育学院大学 看護学部 ホーム > 新着情報一覧 > [キャンパスライフ] 2015年12月9日 10:30
学修センターの活用
10:30 UP
本学では基礎学力の定着、自律的な学修を促す環境づくりのために、学修センターを設置しています。
学生は学ぶ時間を増やし、「学ぶことは楽しい」という知的快 を体験しながら、大学生らしい素養、人間力を身につけていきます。
具体的な取り組みはこのようになっています。
●1年生(看護学科、神学科生)対象:
平日の夜の週2回、2時間、学修センターに来ることを義務付けて、大学という慣れない環境での学修習慣づくり、仲間作りをサポートしています。
また、アカデミックスキル(大学生に必要とされる基礎的な学びのスキル)を身につけることを目的として、「ノートテイキング」、「レポートの書き方」、「大学図書館の利用法」、「先輩の学習方法のプレゼン」など、さまざまなプログラムを提供しています。
●2、3年生対象:
「文献検索の方法」や各科目担当教員による補講が必要に応じて行われています。
●看護学科4年生対象:
「文献検索の方法」、看護師国家試験対策として、練習問題を提供しています。
学修センターが最も利用される時間帯は夜間です。
4月は主に1年生を対象に学びのサポートを行いますが、最初は友達づくりにさえも不安を感じている中、「仲間と学びあう」ということがどういうことか、戸惑いを感じていたようでした。
しかし徐々に自主的に学修のグループが出来、各々好きなスペースで学び合う姿があちこちに見られ、大変活気を帯びている日もあります。
そんなある日の学修センターの様子をご紹介します。
学修センターは、主に夜間に活用されています。
窓の外が暗いことにお気づきでしょうか。
入浴後に学修センターへ来る学生もおり、よい香りに包まれることもあります。
学修センターの開館後すぐは、いつもこのように活気を帯びています。
この後すぐに自習をしたいので、立ったままグループワークが始まっています。
グループワークとはグループ単位で達成していく課題のことです。グループで学び合う学修スタイル「協働学修」が大学教育でも活用されてきています。
ここは図書館の入口すぐの学習スペースです。
私語は禁止されているので、黙々と取り組みたい学生に適した空間です。
夜は主に看護学科3年生と教育学科、神学科の学生が利用しています。
「いつもここで勉強をしている看護学生の姿に刺激を受けて、出来るだけ彼らの真横で自習するようにしています。」と、神学科生が話してくれました。
学修センターの中央の部屋の様子です。
ここは学修センターの監督をしている教育専攻生が座る受付カウンターがあります。
開館後すぐに席が埋まり、カーペット、書棚、ひざ掛け、観葉植物、そしていつも温かい笑顔で出迎えてくれる教育専攻生が、快適な学修空間のアクセントになっています。
学修センター左奥の部屋の様子です。
ここには4名用机が別個に配置され、グループワークに適しています。
いつものお決まりの場所でディスカッションをするこのグループは、看護学科と神学科のミックスグループです。
学科の区別なく和やかに学びあう風景は、学び合うことの楽しさを周囲に発信してくれています。
書棚の奥のキャレルはひとり勉強したい学生の人気スポットです。
学修センターの中で一番大きな部屋の様子です。
ここではグループワーク、ペアワーク、個人学修、さまざまスタイルで、自由に学びあう(学ぶ)姿が見られます。
一日の終わりに近い時間ですが、活発な学習の風景があります。この空間にいると、そこにいる学生の学びのエネルギーが飛び交っています。
看護学部2年生による「私の学修法およびタイムマネジメント」の講義の様子です。
1年生へ具体的ですぐに参考にしたくなるような方法を説明してくださり、先輩の勉強方法を知ることができます。