三育学院大学 看護学部 ホーム > 新着情報一覧 > [看護学部] 2014年6月30日 7:27
受け継がれた伝統と全人的看護の実践
7:27 UP
6月26日は学科別アセンブリーが行われました。看護学科では学科長補佐の鈴木啓子先生によって、「受け継がれた伝統と全人的看護の実践―東京衛生病院での41年の経験から―」というテーマの講演がありました。
まず、本学の主な実習病院である東京衛生病院の1928(昭和3)年からの歴史についてのお話がありました。初めはアメリカの医師・看護師が中心となっていたこと、手術前にお祈りをしていることなどを、当時の写真を基にして説明がありました。次いで東京衛生病院で受け継がれてきたアメリカの看護の伝統について、高い医療安全の歴史の具体例を交えながらのお話でした。また東京衛生病院で行われているスピリチュアル・ケアの実践例を示し、看護師という職業の重要性と価値について教示されました。最後に、学生に全人的看護を目指し、三育ナースとして国際的に活躍できるようになるため、しっかりと学ぶことへの期待が述べられました。
看護の現場や管理において経験豊富な鈴木先生のお話は、実習経験の少ない1年生にとって特に興味深いものとなっていた様子でした。