スピリチャルケア

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スピリチュアルケア

 看護の資格を持つ個人が加入する看護職能団体である公益社団法人日本看護協会(http://www.nurse.or.jp/)は、2016年に看護業務基準が規定されてから2度目の改定を行いました。その際、「看護実践の内容」について「看護を必要とする人を、身体的、精神的、社会的、スピリチュアルな側面から支援する」と、「スピリチュアルな側面」という文言が加わりました。WHOの健康の定義には、まだこの文言が入ることが採択されていない中で、このような改定がされたことは注目されます。


 本学では2010年から看護学部の必須科目として「スピリチュアルケア」を3年次に配置し、その概念をカリキュラム全体に取り入れています。



◆看護学部カリキュラム配置

 3年次に「スピリチュアルケア」を必須科目として開講しています。


◆看護業務基準 2016年改訂版

 「看護業務基準」は、看護職の責務を記述したものであり、保健師助産師看護師法で規定された全ての看護職に共通の看護実践の要求レベルを示すものとして、1995年に作成されました。


◆改定についての説明書

 改定ポイント3として次のように掲載されています。
「看護が人々の生涯を通じて支えていくためには、身体的、精神的、社会的側面に加えて、信条や価値観に対して思いを馳せることや、看護の対象者が多様化していることなどを深く捉える必要性を踏まえ、WH0 憲章等の動向を考慮し人間の尊厳確保や生活の質という視点から全体を見直した。」


◆日本看護協会機関誌 Vol.68 No.12 October 2016

 41ページに「スピリチュアル」という言葉について次のように説明が掲載されています。
「これは検討の段階でかなり議論を重ねた点で、看護の対象者を全人的に捉える視点が必要で、生活の中で大切にしていること・価値観を尊重するという意味で"スピリチュアルな側面"という言葉が加えられたのです。」
 本学においても「全人的に捉える看護」を大切にすることから、スピリチュアルケアを2010年から必須科目として開講しています。