看護学部4年生の保健師選択コースの学生は、5月から７月までの約2ヶ月間、公衆衛生看護学実習を行います。

公衆衛生看護実習は市町村、保健所、産業保健の計３カ所で実習を行いますが、そのうちのひとつ、産業保健実習の様子をご紹介します。

産業保健実習施設の一つに、千葉県市原市にある東レ株式会社千葉工場があり、毎年実習をさせていただいています。

実習プログラムとしては健康管理室の保健師から業務内容や役割などを説明いただき、産業保健と関わりのある各部署からの講話や工場見学、社員さんへの保健指導、昼食時には社員食堂を利用して社員さんと交わる時間もいただきました。

今回は実習の中で、運動機能能力測定を実施しました。

テストの内容は、ロコモティブシンドローム（運動器症候群）をチェックするためのテスト、肺年齢測定、握力測定、ロコモ予防のトレーニングを行い、お昼休みを利用して関心のある社員の皆様に参加していただきました。

参加を促すために、ホワイトボードに案内を書き、会場入り口に設置しました。

ポスターを作製し、来ていただいた方に、ロコモティブシンドロームとは何かを説明しています。工場長も来られました。

皆さん真剣に聞いてくださいました。

下肢筋力を測定する立ち上がりテストを行いました。

測定の必要性や結果を丁寧に説明します。

関心のある方にはロコモテストの合間に、肺年齢測定・握力測定にも自由に参加していただきました。

肺活量の結果を説明しています。

下肢筋力・バランスを鍛えるためのストレッチ指導を行っています。

指導してくださった保健師さんと一緒に記念撮影。